どうするか会議、決定版

今から約10年前の国分寺の居酒屋で、都内の各大学へ通う大学生達が集まって飲み会を開催していた。必ず、何かをテーマに議論することが多々あったが、都内の大学ならどこでも同じことを教えられる『住みたい場所、住めれる場所』のことについてであった。

「大体、自分の年収分の同額の土地と家屋であり、東京都内の企業に単身の新卒で就職しても、500万〜1,500万円が限界。平均したら700万前後である」

と、復唱されている。

都内であれば、八王子市あたりより西側であり、千葉県で言えば船橋市より東側、神奈川県であれば相模原市横須賀市あたりの南側。埼玉県であれば所沢市より北側。というわけで、実際に見学してみて、大体、早稲田大学生を筆頭に「思い出(作品)を残して帰ろう」という結論にいたる十八番。

実家が千葉県勢の大学生も「実家から会社に通っても1,500万〜2,000万が限界(区内15~20坪)」と嘆く。

ちなみに『住みたい場所』の候補にあがる場所や高級住宅地にどうやったら住めれるのか疑問に思うから、実際にお住まいのお嬢様達に聞いてみた。

「両親(父•母)が総合商社」

「パパが役員」

すごいおっさん。

財形貯蓄制度を利用して、財形住宅貯蓄に毎月5万円を給料から天引きした場合、年間で60万円が溜まる計算になる。運用の実績として最低でも1年間は積立てると、貯蓄額に対して約10倍の限度額を提携している金融機関から借入(ローン)できる。それから耐久と経年劣化にかかる費用を考慮しても、ほんと、すごいおっさん。

さて、月々の家賃として1Kマンションに6万前後を支払うケースだと、一年間は財形住宅貯蓄に月に5万円を天引きしてもらう形で貯蓄を行い60万を頭金にして、まずは500万前後のマンションを住宅ローンを利用して購入した方が経済的。諸費用とローンにかかる金利手数料込みも含めて総額600万から頭金の60万を差引して、540万を借入。5年で返済していくと仮定して、年額108万円、月額換算で9万円。マンションが購入でき次第、6万相当の1Kマンションに支払う賃貸契約を解約して、返済に充てる、という計画が大卒の初任給の一般的な方法。赴任地における住宅取得のもっとも堅実な進め方として大学の講義でも学習できる。補足として、賃貸マンションが二年毎に契約更新として更新料を取り立てるのは、実は二年未満でその賃貸契約を解約してもらいたい、という狙いがあるからでもある。理想としても、やはり一年間で貯蓄できた額を目安に住宅ローンを組み、高望みせず着実に資産として積んで行くのが現実的で望ましい、らしい。

だけど、単身だと、どうしても1Kの賃貸マンションで満足してしまいがちで、奮い立たせれる何かがあれば良いのだが、ない場合は、素直に「思い出(作品)を残して帰ろう」。